ピエトロ・メスタージオ
ピエトロ・メタスタージオ (Pietro Metastasio)

1698~1782年。イタリアの詩人、オペラ台本作家。本名はピエトロ・アントニオ・ドミニコ・トラパッシ(Pietro Antonio Domenico Trapassi)。ローマ生まれ。ウィーンで名声を博した。彼の作品は各国語に翻訳され、多くの作曲家が曲をつけた。代表作に『ヘスペリデスの園』(Gli orti esperidi)、『オリンピーアデ』(L'Olimpiade, 1733)、『デモフォンテ』(Demofoonte, 1733)などがある。
18世紀イタリアを代表するカストラート、Carlo Broschi (Farinelli)とも親交があり、手紙の中でFarinelliを"idol of his age"と呼んでいる。また、リーによれば、彼はFarinelliのことを"adorable Twin-Brother"と呼んでいた。それは"his voice and my verse together learned their earliest Parnassian flights"が理由だという。
ヴァーノン・リーが愛したグルック、ヘンデルらがメタスタージオの作品に曲をつけている。リーはStudies of the Eighteenth Century in Italyでメタスタージオの『シーロのアキレス』に触れているほか、その他の作品でも彼の作品に言及している。
リーの'Winthrop's Adventure'や「悪魔の歌声」のヒントとなったFarinelliについて、リーはメタスタージオから情報を得ている。リーは次のように書いている。"Italy's greatest glory then was "definition of the human voice," and the ideal medium for that voice was "the old heroic opera, as perfected by Metastasio."
