デューラー
アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer)

1471~1528年。ドイツ・ルネサンス期の画家、版画家。ドイツを代表する芸術家と言える。代表作に『手袋をした自画像』、『東方三博士の礼拝』(Adoration of the Magi, 1504)、『メランコリアⅠ』(MelencoliaⅠ、1514)などがある。
ヴァ―ノン・リーはドイツ文化に強い敬意を抱いていたが、リーにとってデューラーはゲーテ、バッハ、モーツァルトらと並んで、ドイツ文化を象徴する人物であった。旅行記Genius Lociにおける、ドイツの諸都市を訪れた際の回想記では、何度もデューラーの名前が言及されている。
美術エッセイ集Euphorionでは、デューラーの絵を"a stunted, poverty-stricken society....mediaeval society of burghers' wives"と形容している。
リーの短編'The Lady and Death'には"A Companion-Piece to Dürer's Print"というサブタイトルが付されている。リーの短編とデューラーの版画との間に内容的な繋がりは薄いが、デューラーの描く死神から何らかのヒントを得たと考えられる。
エッセイ集Genius Lociの'The Epitaph at Detwang'では死や死神について語っているが、そこでDürerの版画にも触れ、'jocose skeleton of Dürer'などといった記述がある。

